紙に描いた「日の丸」 : 足下から見る朝鮮支配

書誌事項

紙に描いた「日の丸」 : 足下から見る朝鮮支配

加藤圭木著

岩波書店, 2021.11

タイトル別名

紙に描いた「日の丸」 : 足下から見る朝鮮支配

紙に描いた日の丸 : 足下から見る朝鮮支配

タイトル読み

カミ ニ エガイタ「ヒノマル」: アシモト カラ ミル チョウセン シハイ

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内容説明・目次

内容説明

植民地支配下の朝鮮でどのような暴力がふるわれ、日々の暮らしは変容したのか。人びとはどのように支配に抗い、破壊された社会関係の再構築をめざしたのか—土地の収奪や労働動員、「日の丸」の強制、頻発する公害とそれに対する闘争などを切り口に、支配をうけた地域とそこに暮らす人びとの視点から、支配の実態を描き出す。

目次

  • 第1章 奪われた土地—日露戦争と朝鮮(カキ会社への怨み;ある日、突然やってきた日本軍 ほか)
  • 第2章 紙に描いた「日の丸」—天皇制と朝鮮社会(平壌の街で;天皇制・同化・差別 ほか)
  • 第3章 水俣から朝鮮へ—植民地下の反公害闘争(二〇一一年三月の水俣;チッソの公害 ほか)
  • 第4章 忘れられた労働動員—棄民政策と荒廃する農村(韓国地方踏査;死ぬよりはよい ほか)
  • 第5章 空き地だらけの都市—越境する人びと(清津の街で;「裏日本」という観念 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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