賃労働の系譜学 : フォーディズムからデジタル封建制へ

書誌事項

賃労働の系譜学 : フォーディズムからデジタル封建制へ

今野晴貴著

青土社, 2021.11

タイトル読み

チンロウドウ ノ ケイフガク : フォーディズム カラ デジタル ホウケンセイ エ

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注記

参考文献: 巻末pi-ix

収録内容

  • 「ブラック企業」はなぜなくならないのか?
  • 日本型資本主義社会と「ブラック企業」
  • 「ブラック企業」が資本主義社会を救う? : オルタナティブとしての「ブラック企業」
  • 労働における「コンプライアンス」をどう考えるか? : 「労働社会」の規範を作り出す労働運動
  • 今日のストライキ、その特徴とは何か? : 新しい連帯と権利の創造
  • 「ブラック企業」の源流 : ネットスラングから社会問題へ
  • 伝播する「ブラック企業」 : 言説・社会運動から、定義・社会政策へ
  • 新しい労働運動が社会を守り、社会を変える
  • 日本の資本主義と「アフター・コロナ」 : 生存権と賃労働規律から読み解く
  • ポストキャピタリズムと労働組合運動 : AI、シェアリング・エコノミーは労働組合運動にどのような変化を迫るのか
  • 労働と資本主義の未来を考える

内容説明・目次

内容説明

「ブラック企業」「過労死」「労働の質の劣化」。なぜ労働環境は改善されないのか。その系譜と構造を明らかにし、労働の視点から現代資本主義社会とその行く末を読み解く。人々の生存と尊厳を守り自由を獲得するためには何が必要なのか、不本意な労働に立ち向かうための社会学。

目次

  • 第1部 日本型資本主義と労働の現在地(「ブラック企業」はなぜなくならないのか?;日本型資本主義社会と「ブラック企業」;「ブラック企業」が資本主義社会を救う?オルタナティブとしての「ブラック企業」)
  • 第2部 何が労働者を守るのか(労働における「コンプライアンス」をどう考えるか?—“労働社会”の規範を作り出す労働運動;今日のストライキ、その特徴とは何か?—新しい連帯と権利の創造)
  • 第3部 何が社会を変えるのか(「ブラック企業」の源流—ネットスラングから社会問題へ;伝播する「ブラック企業」—言説・社会問題から、定義・社会政策へ;新しい労働運動が社会を守り、社会を変える)
  • 第4部 ポストキャピタリズムと労働の未来(日本の資本主義と「アフター・コロナ」—生存権と賃労働規律から読み解く;ポストキャピタリズムと労働組合運動—AI、シェアリング・エコノミーは労働組合運動にどのような変化を迫るのか;労働と資本主義の未来を考える)

「BOOKデータベース」 より

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