戦後日本と国家神道 : 天皇崇敬をめぐる宗教と政治
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戦後日本と国家神道 : 天皇崇敬をめぐる宗教と政治
岩波書店, 2021.11
- タイトル読み
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センゴ ニホン ト コッカ シントウ : テンノウ スウケイ オ メグル シュウキョウ ト セイジ
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注記
引用・参考文献: p381-397
収録内容
- 近代日本の宗教構造と国家神道
- 国体論・神聖天皇崇敬と神道
- 「宗教」の上位にある精神秩序としての神道
- 神社・神職中心の神道観は妥当か
- 明治維新は世俗的変革か
- 国家神道・神聖天皇崇敬の「見えない化」
- 神道・国家神道の戦前・戦後
- 国家神道の戦後
- 敗戦と天皇の神聖性をめぐる政治
- 国家神道の存続と教育勅語の廃止問題
- 戦後の靖国神社をめぐって
- 戦後の国家神道復興運動
- 日本人論と国家神道の関わり
- 皇室典範と「万世一系」
- 生前退位と「神聖な天皇」
内容説明・目次
内容説明
「国家神道」とは何か。敗戦時に解体されたはずが、大きく縮減されつつも戦後も存続し、その「復興」を目指す動きは途絶えることなく試みられてきた。本書は「神聖天皇の崇敬」という側面に注目することで、国家神道をめぐる論点を整理するとともに、戦後日本の国家の底流にある「国体護持」の観念と神道の関わりや、日本国憲法下の象徴天皇制のあり方に考察を及ぼす。二〇〇一年以来の模索を集成する論文集。
目次
- 第1部 国家神道をめぐる概念枠組み(近代日本の宗教構造と国家神道;国体論・神聖天皇崇敬と神道;「宗教」の上位にある精神秩序としての神道 ほか)
- 第2部 「国家神道の解体」と天皇の神聖性(国家神道の戦後—皇室祭祀・神社本庁;敗戦と天皇の神聖性をめぐる政治;国家神道の存続と教育勅語の廃止問題 ほか)
- 第3部 天皇の神聖性をめぐる政治の展開(戦後の国家神道復興運動—日本会議・神道政治連盟・神社本庁;日本人論と国家神道の関わり;皇室典範と「万世一系」 ほか)
「BOOKデータベース」 より