狂言作品研究序説 : 形成・構想・演出
著者
書誌事項
狂言作品研究序説 : 形成・構想・演出
(研究叢書, 540)
和泉書院, 2021.11
- タイトル別名
-
狂言作品研究序説 : 形成構想演出
- タイトル読み
-
キョウゲン サクヒン ケンキュウ ジョセツ : ケイセイ・コウソウ・エンシュツ
大学図書館所蔵 件 / 全67件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
収録内容
- 狂言の下人
- 狂言の〈職人〉と〈芸能〉
- 太郎冠者物における〈とりなし〉の方法
- 「清水」「抜殻」の形成と構想
- 「空腕」の形成と構想
- 「素袍落」の形成と構想
- 「縄綯」の形成と演出
- 「今参」の形成と構想
- 「財宝」の形成と構想
- 「煎物」の形成と演出
- 嫁取り物の展開
- 「夷毘沙門」考
- 「神鳴」考
- 「呂蓮」考
- 小論五題
- ワザハヒ説話と「磁石」
- 「右近左近〈内沙汰〉」の作劇法
- 「泣尼」の説法
- 「名取川」考
- 舞狂言考
- 仏師物考
- 「底貫〈春朔〉」と茨木春朔
- 「酒好坊」「おさい」小考
- 狂言番外曲の伝承経路
- 小舞の歴史と性格
- 小舞「柴垣」考
内容説明・目次
内容説明
狂言作品研究の可能性を切り拓く。いまだ蓄積の少ない狂言作品研究の可能性を二十数年にわたって追究した諸論を1〜7の7部に分けて収める。諸流台本の系統的な把握を基礎とし、類曲や説話(談義・注釈)世界を広く視野に入れながら、太郎冠者物をはじめとする多様な狂言作品の形成・構想・演出を分析する。著者による狂言作品論の初の集成。
目次
- 1 劇中人物への視点
- 2 作品研究(一)—太郎冠者物の方法
- 3 作品研究(二)—翁猿楽(三番叟・風流)との関連
- 4 作品研究(三)—説話(談義・注釈)世界との関連
- 5 作品研究(四)—作劇の諸相
- 6 作品研究(五)—番外曲考
- 7 狂言小舞の研究
「BOOKデータベース」 より