カリスマ
著者
書誌事項
カリスマ
(ちくま学芸文庫, [リ-10-1])
筑摩書房, 2021.12
- タイトル別名
-
Charisma
カリスマ : 出会いのエロティシズム
- タイトル読み
-
カリスマ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
『カリスマ 出会いのエロティシズム』(新曜社, 1992.5) の文庫化
参考文献: pxvii-xl
内容説明・目次
内容説明
集団の狂気、あるいは集団形成の核に存在する特異な人格的威力「カリスマ」。本書は、理論と実例の両面からこの現象の謎に迫る。理論として参照されるのは、ヒューム、ミル、ニーチェらの哲学、ウェーバー、デュルケムの社会学、メスマー、フロイトの精神医学など。実例として取り上げられる主な題材は、ヒトラーとナチズム、チャールズ・マンソンとそのファミリー、ジム・ジョーンズと人民寺院、シャーマンと共同体…。危険と魅惑に満ちた「カリスマ」という概念を包括的に考察した稀有の書。
目次
- 第1部 序説
- 第2部 理論編(「あるがままの人間」—情念の社会理論;非合理なものの社会学—マックス・ウェーバーとエミール・デュルケム;催眠と群集心理学—メスマー、ル・ボン、タルド;エディプスとナルシス—フロイトの群集心理学 ほか)
- 第3部 実例編(「取り憑かれた従者」—アドルフ・ヒトラーとナチ党;「愛こそわが裁き」—チャールズ・マンソンとそのファミリー;「あなたが知る唯一の神」—ジム・ジョーンズと人民寺院;「聖なるものの技術者」—シャーマンと社会)
- 第4部 結論(今日のカリスマ)
「BOOKデータベース」 より