「神」と「わたし」の哲学 : キリスト教とギリシア哲学が織りなす中世

書誌事項

「神」と「わたし」の哲学 : キリスト教とギリシア哲学が織りなす中世

八木雄二著

春秋社, 2021.12

タイトル別名

神とわたしの哲学 : キリスト教とギリシア哲学が織りなす中世

タイトル読み

カミ ト ワタシ ノ テツガク : キリストキョウ ト ギリシア テツガク ガ オリナス チュウセイ

大学図書館所蔵 件 / 60

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

キリスト教文化には、「悲しみ」の居場所がない。西洋文化の基盤を築いた哲学の「雄」たち—アンセルムス、アベラール、トマス、スコトゥス、エックハルト、オッカム—の群像を通じて描く、中世哲学の栄光と終焉。日本とヨーロッパ、ふたつの文化の間で理解を阻む深い河=“ことばの違い”を架橋し、日本語で考える、日本人のためのヨーロッパ中世哲学!

目次

  • 序説 ヨーロッパ中世哲学の研究の意義(日本人のヨーロッパ;ヨーロッパの土地と哲学研究 ほか)
  • 第1章 神の存在と哲学(カンタベリーのアンセルムス以前;普遍論争と大学神学部の始まり ほか)
  • 第2章 2人称の神と「わたし」(アンセルムス『プロスロギオン』のことば;信仰と理性 ほか)
  • 第3章 中世最後の神学—神学とは何か(「神学」とアリストテレスの「学」;アリストテレス『範疇論』『命題論』がもつ論理 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ