芳賀矢一 : 「国文学」の誕生

書誌事項

芳賀矢一 : 「国文学」の誕生

佐々木孝浩著

(近代「国文学」の肖像 / 安藤宏, 鈴木健一, 高田祐彦編, 第1巻)

岩波書店, 2021.12

タイトル別名

芳賀矢一 : 国文学の誕生

タイトル読み

ハガ ヤイチ : 「コクブンガク」ノ タンジョウ

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注記

芳賀矢一主要著作: p185-186

主要参考文献: p187-191

略年譜: p193-198

図版出典一覧: p199

内容説明・目次

内容説明

「日本文献学」を提唱し、近代国文学の父とも称された芳賀矢一。「国学」から思想的な旧弊を取り除き、国際的な時代に適合する新しい学問へと改革することに尽力しつつ、教科書や辞書の編纂をはじめ、国語教育において多大な貢献を成し遂げた。文献学者としての理想と使命の実践を貫いたその生涯を時代のなかに描き出す。

目次

  • 略伝
  • 第1章 国文学史確立への道程(『国文学読本』登場まで;「例言」に見る志;「緒論」の解体;「我邦文学の沿革」;時代ごとの文学の認識;「読本」の本体;『国文学読本』のまとめ)
  • 第2章 「日本文献学」とドイツ留学の後先(留学前夜の『国学史概論』;「国学とは何ぞや」の戦略;二つの比較から)
  • 第3章 「日本文献学」の正体(「日本文献学」の見取り図;国文学と国史の研究史;日本文献学の目的)
  • まとめに代えて

「BOOKデータベース」 より

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