邪馬台国再考 : 女王国・邪馬台国・ヤマト政権
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書誌事項
邪馬台国再考 : 女王国・邪馬台国・ヤマト政権
(ちくま新書, 1628)
筑摩書房, 2022.1
- タイトル別名
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邪馬台国再考 : 女王国邪馬台国ヤマト政権
- タイトル読み
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ヤマタイコク サイコウ : ジョオウコク ヤマタイコク ヤマト セイケン
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内容説明・目次
内容説明
長年にわたり論争となってきた邪馬台国の所在地。考古学では、纒向遺跡の発掘により畿内説で決着したとされるが、歴史学の文献研究では『魏志倭人伝』の記載から九州説が支持されている。本書はこの矛盾の解決を図るべく、畿内ヤマト国(邪馬台国)と北九州ヤマト国(女王国)が併存していたとし、卑弥呼は後者の女王と考える。さらに『日本書紀』『古事記』などの史書や大和朝廷に直接つながるその後の歴史との親和性・連続性も検討し、文献史学と考古学の研究成果の調和を目指す。
目次
- 第1章 研究史の流れ
- 第2章 魏志倭人伝の史料論
- 第3章 卑弥呼像の点検と論点
- 第4章 行程記事について
- 第5章 女王国と邪馬台国の併存
- 第6章 女王国と邪馬台国の性格
- 第7章 女王国の時代とその行方
- 第8章 邪馬台国の時代とその行方
- おわりに—ヤマト王権へ
「BOOKデータベース」 より