憲法政治 : 「護憲か改憲か」を超えて

書誌事項

憲法政治 : 「護憲か改憲か」を超えて

清水真人著

(ちくま新書, 1627)

筑摩書房, 2022.1

タイトル別名

憲法政治 : 護憲か改憲かを超えて

タイトル読み

ケンポウ セイジ : ゴケン カ カイケン カ オ コエテ

大学図書館所蔵 件 / 149

注記

引用・参考文献: 巻末pvii-xi

内容説明・目次

内容説明

憲法と政治には、一筋縄ではいかない相互作用のダイナミズムが働いている。憲法は民主政治のプロセスを形づくる法であると同時に、そのプロセスを通じて、憲法自体が改正されることもありうるからだ。本書では、こうしたダイナミズムを「憲法政治」と定義し、国会の信任で内閣が成り立つ「議院内閣制」の統治構造に切り込んで、憲法改正の難しさの深層を考察する。緻密な取材を重ね、「憲法改正」をめぐる現実政治の潮流と統治構造の改革論を重層的に描くドキュメント。

目次

  • 序 「憲法を巡る政治」の一〇年
  • 第1章 改憲が自己目的化する力学 2012〜2013
  • 第2章 集団的自衛権と憲法九条 2013〜2015
  • 第3章 象徴天皇と「アベ政治」 2015〜2016
  • 第4章 首相が改憲を提案するとき 2016〜2017
  • 第5章 「自衛隊明記」へ自民攻防 2017〜2018
  • 第6章 「中山ルール」の重みと限界 2018〜2019
  • 第7章 コロナとデジタル「新しい中世」 2020〜2021
  • 終章 憲法改正論議の三原則

「BOOKデータベース」 より

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