哲学で抵抗する
著者
書誌事項
哲学で抵抗する
(集英社新書, 1101C)
集英社, 2022.1
- タイトル読み
-
テツガク デ テイコウ スル
大学図書館所蔵 件 / 全78件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考資料一覧: p213-216
内容説明・目次
内容説明
哲学は一部の知的エリートに独占されている高邁な営みでも、心の悩みを解決してくれるものでもない。では哲学とは何か。それは「概念を云々することで世界の認識を更新する知的な抵抗である」。本書では、漁民の反抗、奴隷戦争、先住民の闘争、啓蒙主義、反戦、公民権運動など、いずれも明瞭な抵抗のイメージをともなうものを「哲学」の例として挙げる。あらゆる哲学は「抵抗」だ。何を見ても哲学が見える、哲学に見える—。世界のちょっと変わった見えかたや哲学する心を誘う、異色の入門書。
目次
- はじめに(哲学のイメージを前にひるまない;すべてが哲学に見えてくる経験 ほか)
- 第1章 哲学を定義する(哲学の定義;概念—一貫性のある単語・表現 ほか)
- 第2章 隷従者の抵抗(『揺れる大地』と『スパルタカス』;『揺れる大地』 ほか)
- 第3章 主食(萱野茂;茂少年の経験 ほか)
- 第4章 運命論への抵抗(『カンディード』と『スローターハウス5』;啓蒙思想家ヴォルテール ほか)
- 第5章 いまがその時間(キングとヴォネガット;公民権運動の始まり ほか)
「BOOKデータベース」 より