書誌事項

中部日本・日本語学研究論集

中部日本・日本語学研究会編

(研究叢書, 542)

和泉書院, 2022.1

タイトル別名

中部日本日本語学研究論集

タイトル読み

チュウブ ニホン・ニホンゴガク ケンキュウ ロンシュウ

大学図書館所蔵 件 / 77

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注記

中部日本・日本語学研究会記録: p509-516

参考文献: 各論末

収録内容

  • 引用されたコトバの表意性の換喩的拡張 / 藤田保幸 [執筆]
  • モノダとコトダによる名詞述語文 : 発話、思考・感情を表す名詞の場合 / 丹羽哲也 [執筆]
  • 間接疑問節と結びつく述語について / 江口正 [執筆]
  • 近代におけるサセテモラウの発達 : サ入れ言葉の出現と意志用法の伸長 / 山口響史 [執筆]
  • 江戸語・東京語における逆接の接続詞 : 形式の推移と用法 / 宮内佐夜香 [執筆]
  • 近世前期条件表現史における順接と逆接の非対称性について / 矢島正浩 [執筆]
  • 意志・推量形式の従属節への取り込み / 北崎勇帆 [執筆]
  • 主格助詞「が」の拡大と準体法の衰退 / 金銀珠 [執筆]
  • 日本語文語文法現象十進分類番号表の試み / 小田勝 [執筆]
  • 宜蘭クレオールの「自然環境語彙」について / 真田信治 [執筆]
  • 男鹿半島の風の語彙 / 久木田恵 [執筆]
  • 四国地方におけるラ抜き言葉の方言分布と解釈 / 三宅俊浩 [執筆]
  • 鹿児島方言史における準体助詞の発達 / 久保薗愛 [執筆]
  • 二葉亭四迷訳『あひゞき』における「難しい漢語」 / 揚妻祐樹 [執筆]
  • 啓蒙書の外国語のカタカナ表記の扱い : 『西国立志編』の割注を資料として / 木村一 [執筆]
  • 『日葡辞書』におけるオノマトペの捉え方 : ABAB型の掲出傾向から / 深津周太 [執筆]
  • 「バレト写本」におけるアセント符号について : 長音に対応するアセント符号の諸相 / 千葉軒士 [執筆]
  • 『今昔物語集』における語彙の文体差 : 人間・家族を表す名詞語彙を事例に / 田中牧郎 [執筆]
  • 語の頻度列からみた古典作品の計量的分析 : 日本語歴史コーパスを利用して / 山崎誠 [執筆]
  • 『土佐日記』の「よるあるき」 : 複合語の認定と書写態度 / 橋本行洋 [執筆]
  • 中古語における引用句「…と」の特殊用法 / 辻本桜介 [執筆]
  • 仁都波迦点の創始と展開 : 憐昭から皇慶門流へ / 宇都宮啓吾 [執筆]
  • 平安鎌倉時代における「こひねがふ」の意味用法と位相 : 訓点語及び記録語と歌評用語 / 山本真吾 [執筆]
  • 同一場面記事の比較を通してみた古記録の文体 : 気象災害記事の比較から / 後藤英次 [執筆]
  • 近世前期開版倭玉篇の諸本に就いて : 四百七十七部首系諸本 / 鈴木功眞 [執筆]
  • 『一読三嘆当世書生気質』の本文校訂と言語変化の問題 : 漢字表記語を中心に / 木村義之 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

日本語研究の最新の研究動向を映し出す。急逝された藤田保幸氏創設・運営による中部日本・日本語学研究会の30年に及ぶ活動を記念する論文集である。故藤田氏の「言語がどう実現し、それはなぜそうあるのか」を徹底的に追究する姿勢に共鳴する研究者が、「今、何が面白いか」を論にし、世に問う。通時的、また共時的観点からの、文法、文体、語彙、表記、方言に資料と広範に及ぶ研究成果全26篇を収め、会の活動記録を付す。

目次

  • 第1部(引用されたコトバの表意性の換喩的拡張;モノダとコトダによる名詞述語文—発話、思考・感情を表す名詞の場合 ほか)
  • 第2部(近代におけるサセテモラウの発達—サ入れ言葉の出現と意志用法の伸長;江戸語・東京語における逆接の接続詞—形式の推移と用法 ほか)
  • 第3部(宜蘭クレオールの「自然環境語彙」について;男鹿半島の風の語彙 ほか)
  • 第4部(二葉亭四迷訳『あひゞき』における「難しい漢語」;啓蒙書の外国語のカタカナ表記の扱い—『西国立志編』の割注を資料として ほか)
  • 第5部(中古語における引用句「…と」の特殊用法;仁都波迦点の創始と展開—憐昭から皇慶門流へ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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