背進の思想
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書誌事項
背進の思想
(新潮新書, 941)
新潮社, 2022.2
- タイトル読み
-
ハイシン ノ シソウ
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内容説明・目次
内容説明
ただひたむきに前を向いて「前進」するだけが、生きることではない。いつの時代も、人は何万年もの記憶の集積の上に今を生き、自分もまた忘れがたい過去の集積体なのだ。雑事に追われる日々の中に、無意識の声、遠い過去からの足音が聞こえてくる。変わり続ける世相の中にも、予測しえない未来がふと浮かぶ。ときに反時代的であっても、後ろを向きながら前へ進む—混迷と不安の時代を生き抜く「背進」の思想。
目次
- 第1章 無意識の声に耳を澄ませる
- 第2章 記憶の足音が聞こえるとき
- 第3章 仕事は日々の雑事の積みかさね
- 第4章 デジタルよりもモノは語る
- 第5章 言葉に尽くせぬこともある
- 第6章 幻想のポストコロナへ
「BOOKデータベース」 より