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道徳教育と中国思想

井ノ口哲也著

勁草書房, 2022.1

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ドウトク キョウイク ト チュウゴク シソウ

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Contents of Works

  • 巫祝の子 孔子
  • 「儒教」か「儒学」か
  • 五倫と三綱
  • 朱子学の伝播とその影響
  • 教育勅語に残った朱子学
  • 井上哲次郎の江戸儒学三部作
  • 三つの『日本儒学史』
  • 高度経済成長と望郷歌
  • 会う約束を守るということ
  • 小型情報機器の功罪
  • 中庸とは何か
  • 「足るを知る」こと
  • ひたむきに努力すること

Description and Table of Contents

Description

本書は、どうすれば私たちはこの時代に一人の人間としてよりよく生きていくことができるのか、と18年間模索してきた筆者の答案です。本書は、中国の儒教道徳をメインに話を進めています。構成としては、古代中国の儒教を説くことから始まり、時を経て朱子学として東アジア世界に根付くものの、近代日本では欧米化と戦争の波に翻弄され、私たちが生きる現代日本では教育において中国思想の影は皆無にひとしくなったことを述べています。そのうえで、21世紀をどう生きていけばよいのかを、それでもやはり中国思想から考えてみました。

Table of Contents

  • 第1部 教科書の中の儒教(巫祝の子 孔子;「儒教」か「儒学」か)
  • 第2部 社会と家庭を安定させた中国の儒教道徳(五倫と三綱;朱子学の伝播とその影響)
  • 第3部 近代日本の儒教道徳(教育勅語に残った朱子学;井上哲次郎の江戸儒学三部作 ほか)
  • 第4部 戦後の日本は本当に豊かになったのか(高度経済成長と望郷歌—「孝」考;会う約束を守るということ—「尾生の信」考 ほか)
  • 第5部 21世紀をどう生きていくのか(中庸とは何か—「ほどほどに」生きていく;「足るを知る」こと—『老子』に学ぶ ほか)

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