不揃いな身体でアフリカを生きる : 障害と物乞いの都市エスノグラフィ
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不揃いな身体でアフリカを生きる : 障害と物乞いの都市エスノグラフィ
世界思想社, 2022.3
- タイトル読み
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フゾロイナ シンタイ デ アフリカ オ イキル : ショウガイ ト モノゴイ ノ トシ エスノグラフィ
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注記
博士論文「身体的欠損がある者の生業のエスノグラフィー : タンザニア・ダルエスサラームにおける物乞いを中心に」 (京都大学, 2020年) を基に大幅に加筆修正、再構成を行ったもの
引用文献: p337-356
内容説明・目次
内容説明
路上に「居る」障害者たちの生活世界を描く。福祉制度が実動しないタンザニアで、「ふつう」に働けない障害者たちは、いかに生計を立ててきたのか。植民地期から現在までの彼らの姿を追う。障害学、都市下層研究、地域研究の枠組を越えたフィールドワークの精華。
目次
- 「当たり前」に目を向ける—現代アフリカ都市における不揃いな身体
- 第1部 植民地主義と「障害者」の構築(「障害者」と近代、世界;イギリス領タンガニーカ行政にとっての「障害」概念;「肢体障害者」と「アルビノ」の出現)
- 第2部 都市的生活—移住し、稼ぎ、人と繋がる(ダルエスサラームでの対人調査概要;都市移住、家族関係、ケアへのアクセス;親族に頼らない、頼れない移住;物乞いに支えられる家計と従事者の葛藤;他人を身内に—持続的関係を創る相互行為としての物乞い)
- 「彼ら」と「私たち」の境界はどこにあるか
「BOOKデータベース」 より