インドネシアのイスラーム基礎学習の組織的展開 : 学習テキストの創案と普及
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書誌事項
インドネシアのイスラーム基礎学習の組織的展開 : 学習テキストの創案と普及
東信堂, 2022.2
- タイトル別名
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Perkembangan sistematis pengajaran Al-Qur'an di Indonesia : sejarah buku Iqro'dan penyebarannya
- タイトル読み
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インドネシア ノ イスラーム キソ ガクシュウ ノ ソシキテキ テンカイ : ガクシュウ テキスト ノ ソウアン ト フキュウ
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注記
参考文献一覧: p204-216
収録内容
- 序章
- 20世紀以降のイスラーム学習の伝統と改革
- 独立後のジョグジャカルタにおけるモスク創設と学生
- ジョグジャカルタから開始したプンガジアン・クルアーンの組織的運営における若者たちの関与
- 『イクロ』創案の経緯と活用方法
- BKPRMIによるクルアーン学習施設の全国展開の経緯
- クルアーン学習施設の開設に伴うモスクでの学習活動の変容
- クルアーン学習施設における学習指導と運営の標準モデル構築へ
- イスラーム基礎学習の組織的展開とその影響
内容説明・目次
内容説明
世界最大のムスリム人口を擁するインドネシア。その人口規模や島国という国家特性が故、国民統合を目指す教育の重要性は極めて高い。本書は、従来はローカルに営まれてきたイスラームの規範やクルアーンの読誦方法を学ぶイスラーム基礎学習—プンガジアン・クルアーン—が、学習テキスト『イクロ』の創案・普及によって、ナショナルなものへと再構築されていく経緯を明らかにする。20世紀末からイスラーム復興運動の潮流の中、イスラーム教育が国民教育体系に組み込まれ組織化・標準化されていく事例について、綿密なフィールドワークから描く!
目次
- 第1部 ジョグジャカルタにおけるイスラーム教育の改革(20世紀以降のイスラーム学習の伝統と改革;独立後のジョグジャカルタにおけるモスク創設と学生)
- 第2部 クルアーン読誦学習テキスト『イクロ』創案の経緯(ジョグジャカルタから開始したプンガジアン・クルアーンの組織的運営における若者たちの関与;『イクロ』創案の経緯と活用方法—『キロアティ』との比較から)
- 第3部 プンガジアン・クルアーンの標準モデル構築とその経緯(BKPRMIによるクルアーン学習施設の全国展開の経緯;クルアーン学習施設の開設に伴うモスクでの学習活動の変容;クルアーン学習施設における学習指導と運営の標準モデル構築へ)
- イスラーム基礎学習の組織的展開とその影響
- 資料編
「BOOKデータベース」 より