書誌事項

進駐軍向け特殊慰安所RAA

村上勝彦著

(ちくま新書, 1641)

筑摩書房, 2022.3

タイトル別名

進駐軍向け特殊慰安所RAA

タイトル読み

シンチュウグンムケ トクシュ イアンジョ RAA

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注記

参考文献: p236-238

内容説明・目次

内容説明

終戦からわずか三日後の一九四五年八月一八日、内務省警保局から全国の知事に秘密の指示が発せられた。それは、進駐軍向けの性的な慰安所を速やかに設けよという指令だった。副総理が要請し、のちに総理大臣となる池田勇人主税局長が口利きして資金を調達したと伝えられる特殊慰安所RAA。日本人客は入れないその場所で働いてたのは誰だったか。RAAが閉鎖され、街に出た女性たちが国民から疎まれることになったわけとは。占領下にあった敗戦国、その裏側史を活写する。

目次

  • 第1章 治安と貞操
  • 第2章 国が作った占領軍慰安所
  • 第3章 「特別女子従業員」の仕事
  • 第4章 立ち入り禁止
  • 第5章 誰が街娼になったか
  • 第6章 戦争と性犯罪
  • 第7章 真実を伝えること

「BOOKデータベース」 より

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