ネットで故人の声を聴け : 死にゆく人々の本音
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書誌事項
ネットで故人の声を聴け : 死にゆく人々の本音
(光文社新書, 1190)
光文社, 2022.3
- タイトル読み
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ネット デ コジン ノ コエ オ キケ : シニユク ヒトビト ノ ホンネ
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内容説明・目次
内容説明
いわゆる「闘病ブログ」やそれに類するホームページ、日々を綴ったSNSの残された投稿からは、故人が生前に抱いた死に際しての本音が聞こえてくることがある。一歩踏み入れた先には、ごく近い家族ですら聞けなかった、本音が広がっている可能性もある。絶えずファンが“墓参”し追悼が続いているケースや、放置されずに何代にもわたって運営が継続され、守り続けられているサイトもある。インターネットと「死」をとりまく環境は時代によって大きく変化していく。消えずに残された過去は、生きている私たちの現在と未来をどう方向づけるのか?故人がインターネットに残した足跡とどう向き合うのが正解なのか?空間や時間をこえて届いた鮮烈なメッセージに耳を傾ける。
目次
- 高校2年で死を受け入れた人の声—ワイルズの闘病記
- 京大院生が残した剥き出しの思考—ヨシナシゴトの捌け口
- 安寧を探し求めた先の諦観、そして自殺—気味が悪い、君
- 大量の吐血の後に吐き出した覚悟のブログ—日本一長い遺書
- 対談1 故人のサイトに流れる時間と真贋
- 4代にわたって引き継がれている個人のサイト—轟木敏秀のホームページ
- 死を覚悟した空手家ベーシストの軌跡—中鉢優香バッチ/Instagram
- 41歳で余命を知った医師が残した死への記録—肺癌医師のホームページ
- オンラインに生きた人間が刻んだ極限の生き様—一撃確殺SS日記
- 対談2 時代の変化と、故人のサイトを扱う罪悪感〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より