大江健三郎と「晩年の仕事」(レイト・ワーク)

書誌事項

大江健三郎と「晩年の仕事」(レイト・ワーク)

工藤庸子著

講談社, 2022.3

タイトル別名

大江健三郎と晩年の仕事

タイトル読み

オオエ ケンザブロウ ト レイト ワーク

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注記

文献一覧: p475-478

内容説明・目次

内容説明

ノーベル文学賞受賞後、大江健三郎ほど多くの、そして並外れて優れた傑作を書きつづけた小説家はいない。いったい、この底知れない創作力の根源には何があるのか。大江文学に魅了されたフランス文学者が、「女たち」の声を手がかりに、精緻な「読み直し」で大江=世界文学の先見性と深淵に迫る、力作長篇評論!

目次

  • 序章 読みなおすこと
  • 第1章 『取り替え子』—人生の窮境と小説を書くこと
  • 第2章 『憂い顔の童子』—セルバンテス、ジョイス、古義人
  • 第3章 『さようなら、私の本よ!』—テロとエリオット
  • 第4章 『〓(らふ)たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』—女たちの声
  • 第5章 『水死』—「戦後民主主義」を生きる
  • 第6章 『晩年様式集』—カタストロフィー、そして「最後の小説」
  • 終章 「戦後の精神」について

「BOOKデータベース」 より

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