レヴィナスと教育学 : 他者をめぐる教育学の語りを問い直す

書誌事項

レヴィナスと教育学 : 他者をめぐる教育学の語りを問い直す

安喰勇平著

春風社, 2022.2

タイトル別名

レヴィナス〈他者〉論の教育学的意義に関する研究 : 他者論の言語的諸特性を中心に

タイトル読み

レヴィナス ト キョウイクガク : タシャ オ メグル キョウイクガク ノ カタリ オ トイナオス

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注記

参考引用文献: 巻末piii-xv

2019年3月に広島大学へ提出した博士論文「レヴィナス〈他者〉論の教育学的意義に関する研究 : 他者論の言語的諸特性を中心に」に加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

語りえない・知りえないことをいかに伝達しうるのか—語ることと語られたこと。レヴィナスの言語論や責任概念への思索を検討することで、教育という営為における倫理的含意を顧み、自他関係の理解への新たな言語の空間・表現を開拓する。

目次

  • 序章 教育学における他者論の展開とそこでのレヴィナス“他者”論の位置
  • 第1章 レヴィナス“他者”論の基本モチーフ
  • 第2章 レヴィナス言語論の自己言及的特性—教育学におけるレヴィナス“他者”論の援用方法をめぐる解釈論争から
  • 第3章 レヴィナス主体性概念の教育学的射程—変容の契機として他者を位置づけることへの批判的考察
  • 第4章 レヴィナス隠喩論における意味の伝達—叙事詩的な語りを超えて
  • 第5章 「〜し直す」成長モデルに関する批判的検討—レヴィナス“他者”論の方法としての誇張法
  • 第6章 レヴィナス“他者”論における中断と修復—中断の教育学再考
  • 終章 レヴィナス“他者”論の教育学的意義

「BOOKデータベース」 より

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