ベリングキャット : デジタルハンター、国家の嘘を暴く

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ベリングキャット : デジタルハンター、国家の嘘を暴く

エリオット・ヒギンズ著 ; 安原和見訳

筑摩書房, 2022.3

Other Title

We are Bellingcat : an intelligence agency for the people

ベリングキャット : デジタルハンター国家の嘘を暴く

Title Transcription

ベリングキャット : デジタル ハンター、コッカ ノ ウソ オ アバク

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Note

原著 (London : Bloomsbury, 2021) の全訳

Description and Table of Contents

Description

大手メディアも驚くほどの速さと正確さで次々にスクープを飛ばし、いまや世界中から注目される調査報道ユニット“ベリングキャット”。シリア政府の戦争犯罪をあばき、ロシアの暗殺者の身元を特定し、ウクライナで民間機を撃墜した黒幕をも突き止める。いったいかれらは何者なのか。なぜそんなことが可能なのか。始まりは、キッチンテーブルで見た“アラブの春”の現地動画だった。ここはどこだ、映っているのは本物なのか。オンラインゲームにはまっていた著者は、ネット上に集った仲間とともに、独学でまったく新しい調査手法を作り上げてゆく。かれらが使うのは、SNSの投稿や流出した名簿など公開された情報のみ。フェイクもプロパガンダも混在するウェブ情報のなかから、権力者たちが望まない真実へたどりつくのだ。権力者は平然と、見えすいたウソをつく。その虚偽を覆すことは私たちにも可能だ—。ポスト真実の時代に生まれたデジタルハンターたちの活躍を描く。

Table of Contents

  • 1 ラップトップ上の革命—ネット調査の可能性に気づく
  • 2 “ベリングキャット”の誕生—探偵チームの形が整う
  • 3 事実のファイアウォール—デジタル・ディストピアへの反撃
  • 4 ネズミが猫をつかまえる—スパイ事件が時代を画する事例に
  • 5 次なるステップ—正義の未来とAIのパワー
  • 補遺 暗殺者と対決—“ベリングキャット”、暗殺団に電話する

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