ファンシー・ピクチャーのゆくえ : 英国における「かわいい」美術の誕生と展開

書誌事項

ファンシー・ピクチャーのゆくえ : 英国における「かわいい」美術の誕生と展開

佐藤直樹著

中央公論美術出版, 2022.3

タイトル別名

Fancy picture

ファンシーピクチャーのゆくえ : 英国におけるかわいい美術の誕生と展開

タイトル読み

ファンシー ピクチャー ノ ユクエ : エイコク ニオケル 「カワイイ」 ビジュツ ノ タンジョウ ト テンカイ

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注記

博士論文『ファンシー・ピクチャー研究 : 英国における「かわいい」美術の系譜』(成城大学, 2022年提出) を書籍化したもの

参考文献一覧: p466-491

図版出典一覧: p492-512

索引: p513-520

内容説明・目次

内容説明

ゲインズバラとレノルズによって確立された、英国18世紀「ファンシー・ピクチャー」。19世紀の復興を経て、拡大する大衆文化のなかで人気を博し、版画や写真、唯美主義、あるいはパリの象徴主義やポスト印象派を経由してフィンランドの女性画家に至るまで、広範な時空にまたがるその展開は、「かわいい」に注目する現代を鏡のように映し出す—。

目次

  • 序論 「かわいい」美術の起源とその系譜
  • 第1章 ファンシー・ピクチャー前史としてのゲインズバラの肖像画
  • 第2章 ファンシー・ドレスの起源と展開について
  • 第3章 トマス・ゲインズバラのファンシー・ピクチャー
  • 第4章 ジョシュア・レノルズの肖像画に見るファンシー・ピクチャー前史
  • 第5章 ジョシュア・レノルズのファンシー・ピクチャー
  • 第6章 ジョン・エヴァレット・ミレイのファンシー・ピクチャー
  • 第7章 写真と交錯する絵画
  • 結論 ファンシーのゆくえ

「BOOKデータベース」 より

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