スピノザと近代ドイツ : 思想史の虚軸
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スピノザと近代ドイツ : 思想史の虚軸
岩波書店, 2022.3
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スピノザ ト キンダイ ドイツ : シソウシ ノ キョジク
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注記
その他の著者: 佐々木能章, 平尾昌宏, 津田栞里, 安酸敏眞, 後藤正英, 佐山圭司, 笠原賢介, 中井真之, エファ・シュアマン, 入江幸男, 中河豊
近代ドイツにおけるスピノザ関連年表: 巻末p5-16
書誌一覧: 巻末p17-25
収録内容
- 「スピノザと」読み解く近代ドイツ哲学史 / 加藤泰史著
- ピエール・ベールと『歴史批評辞典』の「スピノザ」 / 伊豆藏好美著
- ライプニッツの神学政治論 / 佐々木能章著
- 凡庸さの問題、あるいは、誰がスピノザを殺したか? / 平尾昌宏著
- スピノザ論争がバウムガルテンに残した課題 / 津田栞里著
- レッシングとスピノザ / 安酸敏眞著
- スピノザとメンデルスゾーン / 後藤正英著
- ヤコービとスピノザ論争 / 佐山圭司著
- ヘルダーとスピノザ / 笠原賢介著
- ゲーテにおけるスピノザ受容 / 中井真之著
- スピノザおよびヘルダーにおける自然構想 / エファ・シュアマン著 ; 長澤麻子訳
- カントとスピノザ/スピノザ主義 / 加藤泰史著
- フィヒテ知識学の展開におけるスピノザ批判の重要性 / 入江幸男著
- 若きシェリングのスピノザ主義 / 中河豊著
- ヘーゲルのスピノザ受容 / 佐山圭司著
- ポエジー・観念論・神秘主義 / 平尾昌宏著
内容説明・目次
内容説明
啓蒙主義から観念論にいたる思想史上の黄金期に、哲学者・文学者が注視したのはスピノザであった。危険視されていたその哲学への接近と反発、そして摩擦的読解の連鎖が豊饒な哲学革命を生み出してゆく。「スピノザ・コネクション」が切り拓く新たな哲学史の地平。
目次
- 序 「スピノザと」読み解く近代ドイツ哲学史
- 第1部 ドイツ啓蒙主義とスピノザ(主義)(ピエール・ベールと『歴史批評辞典』の「スピノザ」;ライプニッツの神学政治論—合理主義の系譜;凡庸さの問題、あるいは、誰がスピノザを殺したか?—クリスチャン・ヴォルフのスピノザ批判 ほか)
- 第2部 汎神論論争とその周辺(レッシングとスピノザ;スピノザとメンデルスゾーン—汎神論論争が抱える「神学・政治問題」;ヤコービとスピノザ論争 ほか)
- 第3部 カントとドイツ観念論のスピノザ受容(カントとスピノザ/スピノザ主義;フィヒテ知識学の展開におけるスピノザ批判の重要性;若きシェリングのスピノザ主義 ほか)
「BOOKデータベース」 より