政策にエビデンスは必要なのか : EBPMと政治のあいだ
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書誌事項
政策にエビデンスは必要なのか : EBPMと政治のあいだ
(Minerva人文・社会科学叢書, 251)
ミネルヴァ書房, 2022.3
- タイトル別名
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日本におけるEBPMの展開と課題
- タイトル読み
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セイサク ニ エビデンス ワ ヒツヨウ ナノカ : EBPM ト セイジ ノ アイダ
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注記
博士論文「日本におけるEBPMの展開と課題」 (京都大学, 2020年提出) に加筆修正を加え, 「令和3年度京都大学人間・環境学研究科人文・社会系若手研究者出版助成」を受けて出版したもの
参考文献: p247-276
人名索引: p285-286
事項索引: p287-289
収録内容
- 「エビデンスに基づく政策形成」とは何か
- 米国と英国におけるEBPMの展開
- 日本におけるEBPM
- 日本におけるEBPMの起源
- EBPM「第一の矢」と「第二の矢」
- 行政事業レビューとEBPMの関係
- EBPM「第三の矢」の検討
- EBPMの課題と新たな展開
- 「政治」とEBPM
- 行政責任論とEBPM
- EBPM研究の今後に向けて
内容説明・目次
内容説明
ステークホルダーが数多く存在し、不確実性が伴う政策において社会全体の問題が解決されるという魔法の杖は存在しない。そのなかでいかにエビデンスをもとに政策を立案し、実現していくのか。本書は各国の状況と日本の歴史・思想的背景ならびに政策形成の過程を紐解き、政策形成をめぐるエビデンスのかたちを模索する基礎的研究である。
目次
- 序章 「エビデンスに基づく政策形成」とは何か
- 第1部 各国のEBPMの概況(米国と英国におけるEBPMの展開;日本におけるEBPM)
- 第2部 日本におけるEBPMの展開(日本におけるEBPMの起源—統計改革とEBPM;EBPM「第一の矢」と「第二の矢」;行政事業レビューとEBPMの関係;EBPM「第三の矢」の検討)
- 第3部 EBPMの更なる展開へ向けて(EBPMの課題と新たな展開—ポール・ケアーニーとジャスティン・パークハーストの議論;「政治」とEBPM—日本の政策研究を踏まえた考察;行政責任論とEBPM—医療と教育の責任論の検討)
- 終章 EBPM研究の今後に向けて
「BOOKデータベース」 より