ナチスに声を上げた男 : ミュンスター司教フォン・ガーレン
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書誌事項
ナチスに声を上げた男 : ミュンスター司教フォン・ガーレン
教友社, 2022.2
- タイトル別名
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Clemens August von Galen Ich erhebe meine Stimme
ナチスに声を上げた男 : ミュンスター司教フォンガーレン
- タイトル読み
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ナチス ニ コエ オ アゲタ オトコ : ミュンスター シキョウ フォン ガーレン
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注記
Clemens August von Galen Ich erhebe meine Stimme 原著第2版の翻訳
参考文献: p167-168
参考文献(訳者): p198-199
内容説明・目次
内容説明
一人の司教の上げた声がドイツ全土に広がった!クレメンス・アウグスト・フォン・ガーレン(1878‐1946)は、ナチスによる全体主義国家に対するドイツカトリック抵抗運動のシンボル的存在の一人である。1941年夏、ゲシュタポによる逮捕・投獄を覚悟し行った説教は広く国内外に伝えられ、障害者を「生きるに値しない命」とし人間の尊厳を否定する政権の強制的安楽死政策を中止させるきっかけとなった。本書は、2005年列福された「ミュンスターの獅子」の生涯を多くの資料とともにたどる。
目次
- 貴族の家柄に生まれて
- 幼少期、学校時代、大学
- 助任司祭時代
- ベルリンの主任司祭
- ガーレンの思考と感覚
- ミュンスターの主任司祭
- 「世俗主義の悪疫」
- 誤った評価
- 「権力奪取」
- 司教への指名と叙階
- 「新たな異教」に抗して
- 「神の主権」
- ガーレンへのあからさまな攻撃
- 教会に対しての公然たる攻撃
- 実直さと抗議
- 逮捕と暴力の恐怖
- オルデンブルク十字架闘争
- 『燃える憂慮をもって』
- 「そんな世界観は、拒否する」
- ガーレンからヒトラーに宛てて
- 第二次世界大戦
- 三度の大説教
- 反応
- 説教後の戦時期
- 戦争の終わり
- テルクテの説教
- 枢機卿への任命
- 病と死
- 列福
「BOOKデータベース」 より