満洲国グランドホテル
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満洲国グランドホテル
芸術新聞社, 2022.4
- タイトル読み
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マンシュウコク グランド ホテル
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注記
満洲国略年譜: p546-549
内容説明・目次
内容説明
「二キ三スケ」(東条英機、星野直樹、松岡洋右、岸信介、鮎川義介)だけで満洲は語れない。「一ヒコ一サク」(甘粕正彦、河本大作)が隠然たる影響力を行使する。再チャレンジ、前歴ロンダリングも許される自由の天地。「五族協和」の理想を信じた人たちの生と死。既存の満洲国イメージをくつがえす、満洲の土を踏んだ日本人の奇妙にして、真剣なる「昭和史」物語。
目次
- 昭和十三年秋、小林秀雄が満洲の曠野でこぼした不覚の涙
- 小林秀雄を満洲に呼んだ男・岡田益吉
- 「満洲国のゲッベルス」武藤富男が、満映理事長に甘粕正彦を迎える
- 「満洲の廊下トンビ」小坂正則—その人脈と金脈
- 八木義徳の芥川賞受賞作「劉廣福」と奉天市鉄西工業地区
- 直木賞作家・榛葉英治が勤めた大連憲兵隊と満洲国外交部
- 笠智衆が満映作品「黎明曙光」に殉職警務官役で主演する
- 十六歳の原節子が、満洲の「新しき土」を踏む
- 「満蒙放棄論者」石橋湛山の満洲視察
- ダイヤモンド社の石山賢吉社長が見たテキパキ「満洲式」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より