書誌事項

日本書紀の鳥

山岸哲, 宮澤豊穂著

(学術選書, 104)

京都大学学術出版会, 2022.5

タイトル読み

ニホン ショキ ノ トリ

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注記

挿絵画家: 小林重三

引用文献: p266-271

内容説明・目次

内容説明

『日本書紀』には数多くの鳥が登場する。『万葉集』も同様だ。ところが登場する種とその頻度に注目すると、明らかに『日本書紀』と『万葉集』には違いがあるのだ。それは何故か?分布や形態・生態などの生物学的推論、記述のされ方の違いへの注目など、文字通り文理双方の視点からの考察で、古代人と鳥との関わりの有り様に迫り、政治史の中に現れる生き物の謎に迫る。

目次

  • 鶺鴒—伊奘諾尊・伊奘冉尊に性教育?
  • 鶏—常世の長鳴き鳥は東南アジアから
  • 翡翠(〓爲)—皇居の翡翠
  • 鷦鷯—天皇の名前になった鳥
  • 鵜—『日本書紀』に鵜飼の起源
  • 千鳥—疑いをかけられた木花の開耶姫
  • 八咫烏—八咫烏は群れだった?
  • 鴫—しぎの罠にイノシシが掛かる
  • 金鵄—金鵄は陰陽五行説から?
  • 桃鳥・桃花鳥—桃花鳥はトキではない?〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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