経済の維新と殖産興業 : 一八五九〜一八九〇
著者
書誌事項
経済の維新と殖産興業 : 一八五九〜一八九〇
(明治維新を担った人たち, 2)
ミネルヴァ書房, 2022.5
- タイトル別名
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経済の維新と殖産興業 : 1859-1890
- タイトル読み
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ケイザイ ノ イシン ト ショクサン コウギョウ : 1859〜1890
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- 二つの時代を生きた人々の殖産興業 / 鈴木淳著
- 武田昌次と明治初年の農政 / 上西晴也著
- 咸臨丸機関長肥田浜五郎の明治 / 鈴木淳著
- 平岡通義と工部省 : 洋行経験なき長州藩出身者の官僚人生 / 柏原宏紀著
- 得能良介と印刷・金融行政の近代 / 小林延人著
- 三島億二郎と地域の近代化 / 佐藤大悟著
- 飼育技術の改良からみる養蚕農民の近代 : 群馬県の養蚕家・松下政右衛門と井草太郎右衛門 / 土金師子著
- 報徳仕法と北海道「開拓」 : 大友亀太郎の御手作場経営をめぐって / 満薗勇著
- 杉浦誠の北海道開拓 / 谷川みらい著
- 木下助之と経世済民 / 池田勇太著
- 「牧民官」籠手田安定と地租・市場経済 : 地租米納論の比較から / 中西啓太著
- 五代友厚の事業展開と市場経済 / 崎島達矢著
- 明治一四年政変前夜における大隈重信の準備金回収政策 : 広業商会から横浜正金銀行へ / 福田真人著
内容説明・目次
内容説明
近代日本の出発点となった明治維新そして明治国家を、政治・思想、経済・技術、文化・教育から総合的に捉え直す。経済・技術を取り上げる第2巻では、経済発展の方向性を示した政治家や官僚たち、そして実際に事業の担い手となった官僚・士族・農民たちの足跡を取り上げる。また、地方経済の勃興を牽引した各地の人々も紹介し、「殖産興業」の掛け声のもと奇跡的な内在的発展を成し遂げた全体像を描く。
目次
- 二つの時代を生きた人々の殖産興業
- 第1部 官業の担い手(武田昌次と明治初年の農政;咸臨丸機関長肥田浜五郎の明治;平岡通義と工部省—洋行経験なき長州藩出身者の官僚人生;得能良介と印刷・金融行政の近代)
- 第2部 地域の近代をもたらした人々(三島億二郎と地域の近代化;飼育技術の改良からみる養蚕農民の近代—群馬県の養蚕家・松下政右衛門と井草太郎右衛門;報徳仕法と北海道「開拓」—大友亀太郎の御手作場経営をめぐって;杉浦誠の北海道開拓)
- 第3部 維新の経済制度を考えた人々(木下助之と経世済民;「牧民官」籠手田安定と地租・市場経済—地租米納論の比較から;五代友厚の事業展開と市場経済;明治一四年政変前夜における大隈重信の準備金回収政策—広業商会から横浜正金銀行へ)
「BOOKデータベース」 より