天皇と中国皇帝 : 菊と龍の文様で読み解く
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天皇と中国皇帝 : 菊と龍の文様で読み解く
(平凡社新書, 1004)
平凡社, 2022.5
- タイトル読み
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テンノウ ト チュウゴク コウテイ : キク ト リュウ ノ モンヨウ デ ヨミトク
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注記
参考文献: p297-310
内容説明・目次
内容説明
中国歴代の皇帝たちが強く願いながらも成し遂げられなかった「万世一系」の思想が、中国の文化を数多く取り入れた日本において、現代にいたるまで一二六代、絶えることなく続くのはなぜか。中国で最高権力の象徴とされる「龍」ではなく、「菊」が象徴とされていく過程から読み解く。万世一系の国・日本と革命の国・中国。天皇と皇帝から見る日中比較文化論。
目次
- 第1章 むなしく泳いだ龍—卑弥呼(絳地交龍錦;明帝の苦悩 ほか)
- 第2章 八岐大蛇の謎—天武天皇(八岐大蛇;龍が見えかくれする ほか)
- 第3章 龍が鳳凰になる—持統天皇(高御座の鳳凰;朱鳥に改元 ほか)
- 第4章 菊の剣—後鳥羽天皇(二人の詩人帝王;花間の歌 ほか)
- 第5章 龍と菊のたたかい—明治天皇(中国を支那と呼ぶ;中国への思い ほか)
「BOOKデータベース」 より