和解のための新たな歴史学 : 方法と構想
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和解のための新たな歴史学 : 方法と構想
(和解学叢書, 5 . 歴史家ネットワーク||レキシカ ネットワーク)
明石書店, 2022.5
- タイトル読み
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ワカイ ノ タメ ノ アラタナ レキシガク : ホウホウ ト コウソウ
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注記
新学術領域研究「和解学の創成」の構成部分「和解に向けた歴史家共同研究ネットワークの検証」の研究報告の一部
その他の著者: 桑原太朗, 矢野真太郎, 城山英巳, タンシンマンコン・パッタジット, 鄭成, 黄斌, 駱豊, 野口真広, 段瑞聡, 馬暁華, 木宮正史, 前嶋和弘
文献あり
収録内容
- 中国前近代史にみる「和解」と「融和」 / 澁谷由里著
- 日中の「対支文化事業」言説からみる「和解」の可能性と限界 / 桑原太朗著
- 日中「経済提携」と和解 / 矢野真太郎著
- 天皇訪中と「和解」の限界 / 城山英巳著
- 和解における「人間」の回復 / タンシンマンコン・パッタジット著
- 李大釗と日中間の知識人ネットワーク / 黄斌著
- 日中歴史家ネットワークの端緒 / 駱豊著
- 歴史教育政策に関する日本と台湾との比較 / 野口真広著
- 心の和解における中国の歴史家の役割 / 鄭成著
- 「蔣介石日記」と民国史研究者ネットワークの検証 / 段瑞聡著
- グローバル化時代における和解構築の課題と挑戦 / 馬暁華著
- 日韓歴史和解をめぐる政治学 / 木宮正史著
- 奴隷制というアメリカの「原罪」をめぐる和解の難しさ / 前嶋和弘著
内容説明・目次
目次
- 第1部 歴史のなかの和解と対立(中国前近代史にみる「和解」と「融和」;日中の「対支文化事業」言説からみる「和解」の可能性と限界—日中「共同」事業摸索をめぐって;日中「経済提携」と和解—一九三〇年代における関係改善の模索;天皇訪中と「和解」の限界—封じ込められた反日感情;和解における「人間」の回復—タイ中・タイ日関係にみる「妥協」の役割)
- 第2部 知識人(歴史家)は「対立」の歴史に如何に直面してきたのか(李大〓と日中間の知識人ネットワーク—清末民初日中間の知の交流と和解に対する一考察;日中歴史家ネットワークの端緒—一九五〇年代から国交回復までの歴史家交流を中心に;歴史教育政策に関する日本と台湾との比較—日本の学習指導要領と台湾の国民基本教育課程綱要を中心に;心の和解における中国の歴史家の役割—中露両国を事例として)
- 第3部 多様な歴史家ネットワークの検証(「〓介石日記」と民国史研究者ネットワークの検証;グローバル化時代における和解構築の課題と挑戦—日中両国の博物館の戦争展示を通じて考える;日韓歴史和解をめぐる政治学—歴史葛藤の抑制メカニズムとその機能不全;奴隷制というアメリカの「原罪」をめぐる和解の難しさ—「一六一九プロジェクト」の動きを中心に)
「BOOKデータベース」 より