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東アジアの展開 : 八~一四世紀

[丸橋充拓ほか執筆] ; 荒川正晴, 冨谷至責任編集

(岩波講座世界歴史 / 荒川正晴 [ほか] 編集委員, 7)

岩波書店, 2022.4

タイトル別名

東アジアの展開 : 8~14世紀

東アジアの展開 : 八~一四世紀

東アジアの展開 : 八〜一四世紀

タイトル読み

ヒガシアジア ノ テンカイ : ハチ~ジュウシセイキ

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注記

編集協力: 宮澤知之

その他の執筆者: 舩田善之, 井黒忍, 伊藤正彦, 金文京, 山崎覚士, 徳永洋介, 渡辺健哉, 川村康, 佐々木愛, 矢木毅, 大竹晶巳

参考文献: 各論末

内容説明・目次

内容説明

八世紀の安史の乱から一四世紀の元末にかけての東アジアは、中国周辺の諸民族の活動が一気に活発化し、大きな動乱の中にあった。北方遊牧諸民族が華北を領有、のち全土を掌握するに至る。他方、「唐宋変革」を経て中国は農業生産力と社会組織の変容、流通経済の進展と新しい商業組織の登場など、新時代に突入した。まさに東アジア動乱の時代—軍制・財政とのかかわりのうちに経済を捉えるとともに、法制や文化、ジェンダーから日本との関わりまで、「中華世界の重層環節」の第三幕を多彩な切り口で論じる。

目次

  • 展望(東アジア世界の連動と一体化)
  • 問題群(唐後半期の政治・経済;キタイ・タングト・ジュルチェン・モンゴル—覇権の遷移とその構造;宋金元の郷村社会の展開;士大夫文化と庶民文化、その日本への伝播)
  • 焦点(「五代十国」という時代;宋代官僚制の形成—元豊官制の歴史的意義;元の大都—元朝の中国統治;法構造の新展開;中国父系制の思想史と宋代朱子学の位置—中国ジェンダー史素描のために;高麗国とその周辺)

「BOOKデータベース」 より

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