愛国の起源 : パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか

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愛国の起源 : パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか

将基面貴巳著

(ちくま新書, 1658)

筑摩書房, 2022.6

タイトル読み

アイコク ノ キゲン : パトリオティズム ワ ナゼ ホシュ シソウ ト ナッタ ノカ

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注記

主要参考文献: pi-ix

内容説明・目次

内容説明

「愛国」思想は現在、右派や保守の政治的立場と結びつけて語られる。しかしその起源は、かつて古代ローマの哲学者キケロが提唱したパトリオティズムにあった。フランス革命では反体制側が奉じたこの思想は、いかにして伝統を重んじ国を愛する現在の形となったのか。西洋思想史における紆余曲折の議論を振り返り、尊王思想と結びついた明治日本の愛国受容を分析、さらに現代のグローバルな視点からパトリオティズムの新しい可能性を模索する。

目次

  • 第1章 愛国の歴史—古代ローマからフランス革命まで
  • 第2章 愛国とは自国第一主義なのか
  • 第3章 愛すべき祖国とは何か
  • 第4章 愛国はなぜ好戦的なのか
  • 第5章 近代日本の「愛国」受容
  • 第6章 「愛国」とパトリオティズムの未来

「BOOKデータベース」 より

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