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凛として灯る

荒井裕樹著

現代書館, 2022.6

タイトル読み

リントシテ トモル

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注記

引用資料・参考資料: p[219]-234

内容説明・目次

内容説明

1974年4月20日、東京国立博物館で開催された『モナ・リザ展』一般公開初日。「人類の至宝」と称されるこの絵画に、一人の女性が赤いスプレー塗料を噴射した。女性の名前は米津知子。当時25歳。「女性解放」を掲げたウーマン・リブの運動家だった。なぜ、彼女はこのような行動に及んだのか。女として、障害者として、差別の被害と加害の狭間を彷徨いながら、その苦しみを「わたしごと」として生きるひとりの、輝きの足跡。

目次

  • 1章 恩情と締め出し—『モナ・リザ展』と障害者
  • 2章 道徳律の思春期—補装具とストッキング
  • 3章 バリケードの青春—大学闘争と美共闘
  • 4章 女たちの叛乱—ウーマン・リブの誕生
  • 5章 草原の裸体—リブ合宿開催
  • 6章 拠点の旗揚げ—リブ新宿センター開設
  • 7章 産むか産まぬかは女が決める—優生保護法改悪阻止闘争
  • 8章 女への不信—怒れる障害者たち
  • 9章 惨めなわたし—車椅子と歩道橋
  • 10章 わたしに罪はない—裁判闘争

「BOOKデータベース」 より

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