医療と戦時下の暮らし : 不確かな時空を生きる

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医療と戦時下の暮らし : 不確かな時空を生きる

新村拓著

法政大学出版局, 2022.7

タイトル読み

イリョウ ト センジカ ノ クラシ : フタシカナ ジクウ オ イキル

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内容説明・目次

内容説明

軍需優先の戦時体制のもとで生じた医療者や医薬品の不足は、いかに銃後の傷病人を苦しめ、多くの命を奪うことになったのか。そして、戦時下に形成された医療体制は戦後どのような展開を遂げ、現代の日常とつながっているのか。戦時という不確かな時空を生きた人びとの膨大な証言・体験・記憶に基づき、非常時の暮らしを精緻に描き出す。第一人者による集大成の書。

目次

  • 第1章 統制に翻弄される薬業界と消費者
  • 第2章 疲弊した医師 激変する戦後医療
  • 第3章 体力増進と人口増殖に注力した総力戦
  • 第4章 結核と梅毒を拡散させた貧困と戦争
  • 第5章 徴用の不足を補う学徒勤労動員
  • 第6章 防空法制下の不自由な暮らし
  • 第7章 建物疎開と学童集団疎開
  • 第8章 熱帯医学と検疫と進駐軍
  • 第9章 予防薬と流行薬

「BOOKデータベース」 より

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