満映秘史 : 栄華、崩壊、中国映画草創
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書誌事項
満映秘史 : 栄華、崩壊、中国映画草創
(角川新書, [K-395])
KADOKAWA, 2022.7
- タイトル別名
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満映とわたし
満映秘史 : 栄華崩壊中国映画草創
- タイトル読み
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マンエイ ヒシ : エイガ、 ホウカイ、 チュウゴク エイガ ソウソウ
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注記
『満映とわたし』 (文藝春秋, 2015.8) を改題の上, 加筆修正したもの
シリーズ番号はブック・カバーによる
主要参考文献一覧: p375-378
内容説明・目次
内容説明
甘粕正彦が君臨し、李香蘭が花開いた国策映画会社・満洲映画協会。その実態、特に崩壊後の軌跡は知られていない。満鉄と違い、戦後も社史すら作られなかったからだ。元社員が証言を控えた背景には、敗戦直後も帰国後も続いた同僚や映画人による「選別」があった。原節子主演の日独合作映画『新しき土』に参加後、満映に入り、戦後は中国映画の草創を支えた映画編集者が遺した満映秘史!
目次
- 出会い
- 映画界に引き寄せられた兄たち
- 第一映画社—伊藤大輔と溝口健二
- 『新しき土』と女性編集者アリスさん
- 満映入社、中国へ
- 甘粕理事長と満映の日々
- 玉砕直前の結婚式
- 甘粕自決、ソ連軍侵攻
- 国共内戦の最中、鶴崗へ
- 「学習会」と「精簡」
- 映画人、炭鉱で働く
- 北朝鮮からの誘い
- 国民的映画『白毛女』
- 満映の技術は中国に受け継がれた
- 十四年ぶりの祖国へ
- 日中満映社員たちの戦後
「BOOKデータベース」 より