文化大革命とモンゴル人ジェノサイド

書誌事項

文化大革命とモンゴル人ジェノサイド

楊海英著

(草思社文庫, [よ2-2])

草思社, 2022.6

  • 上巻

タイトル別名

ジェノサイドと文化大革命

タイトル読み

ブンカ ダイカクメイ ト モンゴルジン ジェノサイド

大学図書館所蔵 件 / 8

この図書・雑誌をさがす

注記

『ジェノサイドと文化大革命』(勉誠出版, 2014年刊)の改題

叢書番号はジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

1966年に中国文化大革命が始まったとき、内モンゴル自治区には150万人近くのモンゴル人が暮らしていた。だが「少数民族のモンゴル人は全員が粛清の対象とされ、少なくとも34万6000人が逮捕され、2万7900人が殺害され、12万人に身体障害が残った。これは中国政府が大幅に被害者数を縮小して発表した公式見解である」(序章より)本書は約6000頁にのぼる中国政府の公文書と被害者報告書、加害者側と被害者側の記録など、ほとんどが中国では未公開で研究者も閲覧できない資料をもとに、封印された殺戮の全貌を検証した決定版である。

目次

  • 序章 隠されたジェノサイド(隠されつづけているモンゴル人ジェノサイド;モンゴル人ジェノサイドの原因 ほか)
  • 第1章 ジェノサイドを煽動する共産党のヘイト・スピーチ(流〓政治;優秀な流〓の発言 ほか)
  • 第2章 受難のモンゴル人指導者ウラーンフー(ウラーンフーというモンゴル人政治家を研究する意義;中国共産党が描く「ウラーンフー同志」 ほか)
  • 第3章 粛清される民族自決の内モンゴル人民革命党員たち(内モンゴル人民革命党粛清事件とその性質;仕掛けられた「モンゴル人同士の内紛」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ