民主主義に未来はあるのか?
著者
書誌事項
民主主義に未来はあるのか?
(サピエンティア, 65)
法政大学出版局, 2022.7
- タイトル別名
-
Can democracy survive?
- タイトル読み
-
ミンシュ シュギ ニ ミライ ワ アル ノカ?
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収録内容
- 民主主義の危機をめぐる言説圏の系譜学 / 山崎望 [著]
- エリート主義的民主主義論の成立過程について / 早川誠 [著]
- 戦後日本の政治学と「二つの民主主義」 / 森政稔 [著]
- ポストナショナルな経済危機と民主主義 / 小川有美 [著]
- グローバル・ガバナンスにおける非国家主体の正統性と政治的CSR / 松尾隆佑 [著]
- 「民主主義の危機」を超える民主主義の未来 / 内田智 [著]
- 現代ドイツの右翼ポピュリズム / 板橋拓己 [著]
- 代表制民主主義の危機と戦闘的民主主義 / 大竹弘二 [著]
- アゴニズムを制度化する / 山本圭 [著]
- 自由民主主義とBLM/右派運動 / 山崎望 [著]
- 現代のアクティヴィズムにおいて「代表」は機能しているのか / 富永京子 [著]
内容説明・目次
内容説明
民主主義は一つじゃない。ますますグローバル化する市場や激化する政治的対立に、従来と異なる構想を私たちは提示できるだろうか。最前線の政治研究者たちが、その多様なあり方を追究する。
目次
- 序論 民主主義の危機をめぐる言説圏の系譜学
- 第1部 自由民主主義の実像(エリート主義的民主主義論の成立過程について;戦後日本の政治学と「二つの民主主義」—一九六〇年代前半を中心に)
- 第2部 自由民主主義の危機と代替構想(1)—形骸化をめぐって(ポストナショナルな経済危機と民主主義—ヨーロッパ政治の縮減・再生・拡散;グローバル・ガバナンスにおける非国家主体の正統性と政治的CSR;「民主主義の危機」を超える民主主義の未来)
- 第3部 自由民主主義の危機と代替構想(2)—対立をめぐって(現代ドイツの右翼ポピュリズム—その歴史と世界観;代表制民主主義の危機と戦闘的民主主義;アゴニズムを制度化する—熟議/闘技論争の第二ラウンドのために)
- 第4部 自由民主主義と代表をめぐるアポリア—政治/社会運動をめぐって(自由民主主義とBLM/右派運動—ベンヤミンの暴力論の視座から;現代のアクティヴィズムにおいて「代表」は機能しているのか—「代表」しているのは誰なのか、あるいは「代表」されないのは誰なのか)
「BOOKデータベース」 より