世界は時間でできている : ベルクソン時間哲学入門

書誌事項

世界は時間でできている : ベルクソン時間哲学入門

平井靖史著

青土社, 2022.7

タイトル別名

世界は時間でできている : ベルクソン時間哲学入門

タイトル読み

セカイ ワ ジカン デ デキテ イル : ベルクソン ジカン テツガク ニュウモン

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注記

参考文献: 巻末pv-xiv

内容説明・目次

内容説明

物質の時間から心の時間まで。多層的な時間が織りなす世界を素描する。わたしたちの周りにはたくさんの“時間”が存在している。例えばハエは光が点滅して見えるような時間感覚を持っているし、植物はわたしたちの持ち合わせている時間感覚では遅すぎて気づかれないダンスを繰り広げている。時間の問題はわたしたちが想像するよりもはるかに複雑で、神秘的で、絡み合っている。ベルクソンの時間哲学に踏み込んで、もっとも馴染み深く、もっとも難解な「時間」を紐解いていく。唯一無二の入門書。

目次

  • 序章 時間哲学入門—計測の時間と体験の時間
  • 第1章 時間で解くクオリアの謎—物質の時間と意識の時間
  • 第2章 どうすれば時間は流れるのか—現在という窓
  • 第3章 過去を知る—時間と心
  • 第4章 身体とシンクロする世界—運動と知覚
  • 第5章 空間を書き換える—折り畳まれた時間
  • 第6章 創造する知性—縦糸の時間と横糸の時間
  • 第7章 時間と自由

「BOOKデータベース」 より

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