大久保利通 : 「知」を結ぶ指導者

書誌事項

大久保利通 : 「知」を結ぶ指導者

瀧井一博著

(新潮選書)

新潮社, 2022.7

タイトル別名

大久保利通 : 知を結ぶ指導者

タイトル読み

オオクボ トシミチ : 「チ」オ ムスブ シドウシャ

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注記

大久保利通の肖像あり

大久保利通関連略年表: p[454]-[460]

内容説明・目次

内容説明

旧君を裏切り、親友を見捨てた「冷酷なリアリスト」という、これまでの評価は正当なのか?富国強兵と殖産興業に突き進んだ強権的な指導者像の裏側には、人の才を見出して繋ぎ、地方からの国づくりを目指した、もう一つの素顔が隠されていた。膨大な史資料を読み解き、「知の政治家」としての新たなイメージを浮かび上がらせる、大久保論の決定版。

目次

  • 第1章 理の人(志士への道;弛緩する朝幕体制;好敵手・慶喜;連携する薩長—「共和」の国へ;倒幕、そして王政復古)
  • 第2章 建てる人(東京遷都—一君万民の国造りへ;廃藩置県;政体調査としての欧米回覧の旅)
  • 第3章 断つ人(征韓論政変;立憲政体の構想と内務省の設立;佐賀の乱;台湾出兵と北京談判)
  • 第4章 結ぶ人(立憲政体の漸次樹立;衆智としての殖産興業—東北への勧業の旅;西南戦争;勧業の夢—第一回内国勧業博覧会)
  • 終章(大久保の思想;大久保が蒔いた種;二つの政治指導;見果てぬ夢)

「BOOKデータベース」 より

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