エンパシー制約にみられる言語変化と語用論 : 日本語古典から現代英語まで

書誌事項

エンパシー制約にみられる言語変化と語用論 : 日本語古典から現代英語まで

千葉修司著

(開拓社言語・文化選書, 95)

開拓社, 2022.8

タイトル別名

言語変化と語用論 : エンパシー制約にみられる

タイトル読み

エンパシー セイヤク ニ ミラレル ゲンゴ ヘンカ ト ゴヨウロン : ニホンゴ コテン カラ ゲンダイ エイゴ マデ

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注記

参考文献: p187-190

内容説明・目次

内容説明

現代英語では、動詞meetに関する語用論的制約(エンパシー制約)のため、I met a stranger on the streetの語順を変えてA stranger met me on the streetのようには普通言えないが、古い日本語ではそのような語順の「会ふ」の用法が可能であった。本書は、英語のmeetにおいても同じような歴史的変遷の跡が見られることを、現代英語以前のデータを基に解き明かす斬新な語用論研究である。

目次

  • 第1章 日本語の場合(『伊勢物語』柳田(1992,2011)の研究)
  • 第2章 現代英語の場合(Kuno and Kaburaki(1977)のエンパシー研究;久野・高見(2017)第2章「相互動詞の特異性」より)
  • 第3章 中英語(ME)、近代英語(ModE)の場合(中英語;近代英語 ほか)
  • 第4章 受け身形と完了形としてのbe met(受け身形の場合;完了形の場合)

「BOOKデータベース」 より

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