正しい核戦略とは何か : 冷戦後アメリカの模索
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正しい核戦略とは何か : 冷戦後アメリカの模索
勁草書房, 2022.8
- タイトル別名
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The case for U.S. nuclear weapons in the 21st century
- タイトル読み
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タダシイ カク センリャク トワ ナニカ : レイセンゴ アメリカ ノ モサク
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注記
原著 (The Board of Trustees of the Leland Stanford Junior University, c2015)
内容説明・目次
内容説明
ウクライナ侵攻で「核の恫喝」を行うロシア、核開発を続ける北朝鮮、凄まじい勢いで核・ミサイル戦力の増強を進める中国。日本でも核共有について関心が高まった。今こそ、地に足のついた核戦略の議論が必要だ。アメリカは中国・ロシアの核兵器にどう向き合い、北朝鮮などの核拡散にはどう対峙してきたのか?「核の傘」を保証するには何が必要なのか?そして「核のある世界」という現実と「核のない世界」という理想の狭間で、われわれは何を考えるべきなのか?米国政府で核政策を立案してきた第一線の専門家が冷徹に検証していく。近年の展開と日米同盟について論じた日本語版書き下ろしの新章と、監訳者による詳細な解説つき。
目次
- 冷戦後における米国の核政策・核態勢の発展
- 第一の新たな問題—核武装した地域の挑戦国
- 地域における新たな抑止戦略
- 第二の新たな問題—プーチン率いるロシアとの関係
- 進化する米中関係
- 欧州における拡大抑止と戦略的安定性
- 北東アジアの拡大抑止と戦略的安定性
- 核をめぐる安心供与の諸問題
- 結論
- これからの核戦略、核政策、核態勢見直しへの示唆
- 日本の読者のためのその後の展開と課題
「BOOKデータベース」 より