転換期の科学 : 「パッケージ」から「バラ売り」へ
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転換期の科学 : 「パッケージ」から「バラ売り」へ
青土社, 2022.9
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転換期の科学 : パッケージからバラ売りへ
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テンカンキ ノ カガク : 「パッケージ」カラ「バラウリ」エ
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Note
『現代思想』 (2021年1月-2022年4月) に連載・寄稿した文章を修正, 補筆したもの
Description and Table of Contents
Description
戦後日本において、社会をまきこみながら、産業や文化や文明そのものを変えながら、進歩してきた科学。それは学問としての科学の枠組みをとびこえ、私たちの生活を変え、未来への希望や可能性をも与えてくれるものであった。「失われた三〇年」を経て、経済力や技術力がかつての勢いを失うなかで、同じように輝きを失いつつある科学はどうあるべきなのか。政治、学問、教育、あるいは科学者というさまざまな視点から、これからの「科学」について考える。
Table of Contents
- 1 科学と政治(トランプ政治が抉り出したもの—西洋科学の現在;学術会議の居場所とは—会員任命拒否事件の波紋 ほか)
- 2 科学と学問(新語「サイエンティスト」への抵抗—自然哲学と自然愛;「学問」と「科学」の現在—「科学って学問?」 ほか)
- 3 科学と国民教育(ウィーン学団「統一科学」の八〇年後—マッハの初心とは?;大森貝塚・帝国科学・「縄文右翼」—学問世界と科学の対話 ほか)
- 4 湯川秀樹の時代(西田幾多郎と桑木〓雄—「プランクのマッハ批判」の余波;荒木俊馬のリベンジ—戦時下「日本精神」と科学者 ほか)
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