チョーサー巡礼 : 古典の遺産と中世の新しい息吹きに導かれて

書誌事項

チョーサー巡礼 : 古典の遺産と中世の新しい息吹きに導かれて

狩野晃一編

悠書館, 2022.8

タイトル別名

An invitation to Chaucer's cosmos

タイトル読み

チョーサー ジュンレイ : コテン ノ イサン ト チュウセイ ノ アタラシイ イブキ ニ ミチビカレテ

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注記

企画: 池上忠弘

チョーサーの作品一覧: pxiii-xv

チョーサー関連年表: p461-463

文献あり

収録内容

  • チョーサーの生涯 / 河崎征俊, 狩野晃一著
  • 『カンタベリ物語』の写本と初期刊本 / 中尾佳行, 池上忠弘著
  • チョーサーの英語 / 池上昌, 堀田隆一, 狩野晃一著
  • チョーサーと中世ヨーロッパ文学伝統 / 池上忠弘, 杉藤久志著
  • 中世ラテン文学とジェフリー・チョーサー / 瀬谷幸男著
  • チョーサーと「フランス文学の伝統」 / 細川哲士著
  • 中世フランス文学 / 横山安由美著
  • アングロ・ノルマン文学 / 和治元義博著
  • 中世イタリア俗語文学とジェフリー・チョーサー / 狩野晃一著
  • 「耐える女」の表象 / 伊藤亜紀著
  • 歴史・時代背景 / 松井倫子著
  • 14世紀西ヨーロッパの美術作品に見られる"近代性" / 佐藤よりこ著
  • 中世の音楽 / 石多正男著

内容説明・目次

内容説明

チョーサーは、いかにしてイギリス最高峰の詩人になったのか—ギリシア・ローマの古典文学に、中世ヨーロッパの文学事情、英仏百年戦争下での宮廷生活、富裕な商人層擡頭の一方で、疫病の流行や飢饉、農民反乱など流動化しはじめた社会経済情況、清新の息吹きをもたらした美術や音楽など、さまざまな分野の研究成果を道しるべに、チョーサーの人格形成から文学的成熟、そして『カンタベリ物語』にいたる道筋を辿る。

目次

  • 第1部 チョーサーと『カンタベリ物語』(チョーサーの生涯;『カンタベリ物語』の写本と初期刊本;チョーサーの英語)
  • 第2部 チョーサーとヨーロッパ文学(チョーサーと中世ヨーロッパ文学伝統—チョーサー文学の成立に向かって;中世ラテン文学とジェフリー・チョーサー;チョーサーと「フランス文学の伝統」 ほか)
  • 第3部 チョーサーの時代と文化(歴史・時代背景;14世紀西ヨーロッパの美術作品に見られる“近代性”—自然描写と世俗性;中世の音楽 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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