嘉吉の乱 : 室町幕府を変えた将軍暗殺

書誌事項

嘉吉の乱 : 室町幕府を変えた将軍暗殺

渡邊大門著

(ちくま新書, 1683)

筑摩書房, 2022.9

タイトル別名

嘉吉の乱

タイトル読み

カキツ ノ ラン : ムロマチ バクフ オ カエタ ショウグン アンサツ

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注記

主要参考文献: p279-282

内容説明・目次

内容説明

嘉吉の乱とは前代未聞の室町幕府将軍の暗殺事件。籤引き将軍・足利義教は専制的な強権政治、「万人恐怖」と呼ばれた守護や公家への理不尽な仕打ちを行い、その死は「自業自得」とまで書かれた(伏見宮貞成『看聞日記』)。将軍殺害は幕府と守護の関係に大変化をもたらしたが、事件にいたる背景には社会的な混乱も大きかった。旱魃や風水害による飢饉、重税、大規模な土一揆の頻発。大地震、疫病の流行による不安。幕府による抑えがきかなくなった守護や守護代の台頭。のちの下剋上時代の到来を予兆する嘉吉の乱。その全貌とは。

目次

  • 第1章 室町幕府と守護赤松氏
  • 第2章 赤松満祐播磨下国事件
  • 第3章 籤引きで選ばれた新将軍
  • 第4章 社会情勢の変化—天災と疫病の時代
  • 第5章 嘉吉の乱勃発する
  • 第6章 戦後処理と赤松氏の衰退
  • 第7章 赤松氏、復活への道のり

「BOOKデータベース」 より

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