殉死の構造
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殉死の構造
(角川新書, [K-400])
KADOKAWA, 2022.9
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ジュンシ ノ コウゾウ
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Note
1994年1月に弘文堂より刊行され, 2008年9月に講談社学術文庫から文庫化された作品を新書化したもので, 復刊, 新書化にあたり誤記誤植を正した
底本: 講談社学術文庫版初版
シリーズ番号はブック・カバーによる
主要参考文献: p251-252
引用史料: p253-254
Description and Table of Contents
Description
主君の死後、従者や家族が後を追う殉死は忠義の発露ではなく、一時の流行現象であった。しかも「強制」や「同調圧力」ではなく、武士の「粋」を示す行為として認識されていた。特定の時期に流行した理由、そしてなぜ殉死が「強制された死」と後世に誤認されていったのかを解明した画期的名著が待望の復刊!
Table of Contents
- プロローグ 殉死と忠誠心
- 第1章 阿部一族の悲劇
- 第2章 情死としての殉死
- 第3章 細川忠利の殉死者
- 第4章 細川忠興と光尚の殉死者
- 第5章 伊達政宗の殉死者
- 第6章 下層の殉死者たち
- 第7章 殉死者とかぶき者
- 第8章 「忠臣蔵」の本質
- 第9章 武士道の成立事情
- エピローグ 殉死解釈にみる死生観の転換
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