量子の不可解な偶然 : 非局所性の本質と量子情報科学への応用

Bibliographic Information

量子の不可解な偶然 : 非局所性の本質と量子情報科学への応用

ニコラ・ジザン著 ; 木村元, 筒井泉訳

共立出版, 2022.9

Other Title

L'impensable hasard : non-localité, téléportation et autres merveilles quantiques

Title Transcription

リョウシ ノ フカカイナ グウゼン : ヒキョクショセイ ノ ホンシツ ト リョウシ ジョウホウ カガク エノ オウヨウ

Available at  / 98 libraries

Note

文献: p[173]-178

Description and Table of Contents

Description

量子の世界では、遠く離れた場所にいる2人の同時に投げたさいころが必ず同じ目を出す、という常識的には考えられないことが起こってしまう。しかし、そのような非局所的な相関関係が成り立つのであれば、片方の1人がさいころの出る目を操作することで、どんなに遠く離れた相手にも瞬時に情報を送れてしまう。つまり、光速を超える通信が可能になってしまうのだが、そんなことは本当に実現できるのだろうか。どちらの「非常識」が新しい科学の「常識」となるのか、その鍵を握る量子の本質的な「偶然性」について、量子物理学の第一人者がそれ真髄を丁寧に説明する。アインシュタインを“打ち負かす”実験で知られる物理学者アラン・アスペによる序文を収録。量子論は驚くほど整合的で美しい!

Table of Contents

  • 前菜
  • 局所相関と非局所相関
  • 非局所性と真のランダム性
  • 量子複製の不可能性
  • 量子もつれ
  • 実験
  • 応用
  • 量子テレポーテーション
  • 自然は本当に非局所的なのか
  • 非局所性の新しい展開
  • 結論

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Details

  • NCID
    BC16681619
  • ISBN
    • 9784320036222
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    fre
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    206p
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
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