量子の不可解な偶然 : 非局所性の本質と量子情報科学への応用
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量子の不可解な偶然 : 非局所性の本質と量子情報科学への応用
共立出版, 2022.9
- タイトル別名
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L'impensable hasard : non-localité, téléportation et autres merveilles quantiques
- タイトル読み
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リョウシ ノ フカカイナ グウゼン : ヒキョクショセイ ノ ホンシツ ト リョウシ ジョウホウ カガク エノ オウヨウ
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注記
文献: p[173]-178
内容説明・目次
内容説明
量子の世界では、遠く離れた場所にいる2人の同時に投げたさいころが必ず同じ目を出す、という常識的には考えられないことが起こってしまう。しかし、そのような非局所的な相関関係が成り立つのであれば、片方の1人がさいころの出る目を操作することで、どんなに遠く離れた相手にも瞬時に情報を送れてしまう。つまり、光速を超える通信が可能になってしまうのだが、そんなことは本当に実現できるのだろうか。どちらの「非常識」が新しい科学の「常識」となるのか、その鍵を握る量子の本質的な「偶然性」について、量子物理学の第一人者がそれ真髄を丁寧に説明する。アインシュタインを“打ち負かす”実験で知られる物理学者アラン・アスペによる序文を収録。量子論は驚くほど整合的で美しい!
目次
- 前菜
- 局所相関と非局所相関
- 非局所性と真のランダム性
- 量子複製の不可能性
- 量子もつれ
- 実験
- 応用
- 量子テレポーテーション
- 自然は本当に非局所的なのか
- 非局所性の新しい展開
- 結論
「BOOKデータベース」 より