書誌事項

東方キリスト教の世界

森安達也著

(ちくま学芸文庫, [モ21-1])

筑摩書房, 2022.9

タイトル読み

トウホウ キリストキョウ ノ セカイ

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注記

初版: 山川出版 1991年刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

参考文献あり

索引: 巻末pi-xiii

収録内容
  • 東方キリスト教の世界
  • 東方正教会における旧約正典をめぐって
  • ビザンツ帝国における教養と信仰
  • 東方正教会の神秘思想
  • 巡礼と東方教会
  • 十字軍と東方教会
  • イコノスタシスの空間表現
  • ボスニア教会をめぐって
  • カトリック的スラヴ圏と正教的スラヴ圏のはざま
  • 童貞聖マリアと生神女
  • 天国の形象
  • 地獄の形象
  • 正統と異端のあいだで
  • ロシアとキリスト教
  • ロシア宣教一〇〇〇年を迎えて
  • 日本人とギリシア正教
内容説明・目次

内容説明

東方キリスト教は、ロシア正教など東ヨーロッパを中心に広がる東方正教会や、主に中東で広まった東方諸教会などを包括するものである。使用言語も多岐にわたりその歴史も複雑なため、日本語での情報は限定されてきた。本書はそうしたなかで、長らく基本情報を提供してきた名著だ。西洋古典学・ビザンツ学・スラヴ文献学の横断的研究で傑出した業績を残した研究者が、東方キリスト教全体を扱いつつも、教義や歴史にとどまらず、巡礼・神秘思想・教会建築・イコン・天国/地獄表象など幅広く信仰文化にまで踏み込む。

目次

  • 1(東方キリスト教の世界;東方正教会における旧約正典をめぐって;ビザンツ帝国における教養と信仰;東方正教会の神秘思想—ヘシュカスモス論争をめぐって;巡礼と東方教会;十字軍と東方教会;イコノスタシスの空間表現;ボスニア教会をめぐって;カトリック的スラヴ圏と正教的スラヴ圏のはざま—ポーランドとウクライナの宗教問題;童貞聖マリアと生神女—ポーランドにおけるマリア信仰と東方的要素)
  • 2(天国の形象;地獄の形象;正統と異端のあいだで;ロシアとキリスト教;ロシア宣教一〇〇〇年を迎えて;日本人とギリシア正教)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC16717432
  • ISBN
    • 9784480511409
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    398, xiiip
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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