アトランティス=ムーの系譜学 : 〈失われた大陸〉が映す近代日本

書誌事項

アトランティス=ムーの系譜学 : 〈失われた大陸〉が映す近代日本

庄子大亮著

(講談社選書メチエ, 770)

講談社, 2022.9

タイトル別名

アトランティスムーの系譜学 : 失われた大陸が映す近代日本

アトランティス=ムーの系譜学 : 〈失われた大陸〉が映す近代日本

タイトル読み

アトランティス=ムー ノ ケイフガク : 〈ウシナワレタ タイリク〉ガ ウツス キンダイ ニホン

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内容説明・目次

内容説明

アトランティス、ムー、レムリア…。小説やアニメで誰もが一度は目にした幻の大陸。初めてこの伝説を語ったプラトンの思惑をはるかに超えて、“失われた大陸”は、二〇〇〇年以上も人類を魅了し続けてきた。日本に目を転じれば、偽史や皇国史観とも深くかかわった戦前から漫画や特撮もの、映画も含めた戦後のポップカルチャーに至るまでわれわれは“失われた大陸”に取り憑かれ続けている。なぜ、これほどまでに“失われた大陸”は魅力的なのか。数奇な受容史を丹念に跡づけ、その心性にせまる唯一無二のドラマ!

目次

  • 序章 「失われた大陸」について問う理由
  • 第1章 アトランティスの由来と継承
  • 第2章 アトランティスからレムリア、ムー大陸へ
  • 第3章 失われた大陸、日本—一九三〇年代
  • 第4章 戦時のムー大陸言説—一九四〇年代
  • 第5章 戦後の継承—一九五〇‐六〇年代
  • 第6章 神話希求と大災害—一九七〇‐八〇年代
  • 第7章 浮上し続ける神話—一九九〇年代以降
  • 最終章 なぜ語られ続けるのか

「BOOKデータベース」 より

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