アーレントの哲学 : 複数的な人間的生

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アーレントの哲学 : 複数的な人間的生

橋爪大輝 [著]

みすず書房, 2022.9

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アーレントの哲学 : 複数的な人間的生

Title Transcription

アーレント ノ テツガク : フクスウテキナ ニンゲンテキ セイ

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Note

博士論文「複数性の哲学 : アーレント哲学の体系的解釈」 (東京大学, 2019年) に基づくもの

参考文献: 巻末p1-8

Description and Table of Contents

Description

いまもっとも参照されるべき思想家として挙げられる、ハンナ・アーレント。その思考の核心が「複数的な人間的生」にあることを見定め、アーレントの哲学を明からにする。ひとが複数で生きるということは、政治的な課題とされてきたが、考えることも、知覚することも、意志することも、複数性なしにはなしえない。あらゆる場面ですでに生きられていながら認識されることのない、人間の生の複数的な構造、それを明確に捉えたアーレントの哲学的探求とは何か。『活動的生』と『精神の生』の読解を軸に、いまだ潜在的であるアーレントの哲学の全体像を明らかにし、尽きせぬその可能性を開示する。

Table of Contents

  • 序論
  • 第1部 行為・政治・世界—『活動的生』の哲学(行為;政治;世界)
  • 第2部 現象・思考・意志—『精神の生』の哲学(現象;思考;意志)
  • 結論

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