スギと広葉樹の混交林 : 蘇る生態系サービス

書誌事項

スギと広葉樹の混交林 : 蘇る生態系サービス

清和研二著

農山漁村文化協会, 2022.9

タイトル読み

スギ ト コウヨウジュ ノ コンコウリン : ヨミガエル セイタイケイ サービス

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注記

文献: p188-203

2刷(2023.2)の出版地: 戸田

内容説明・目次

内容説明

全国一律のスギ人工林造成は、天然林が元々もっていた生態系サービス(水質浄化、持続的な生産力、洪水や渇水防止、クマを留めおく、など)を大きく後退させている。東北大学のスギ人工林試験地での詳細な比較研究により、混交林化によって本来の森林の機能が回復することを実証的に解明。あわせて天然更新と人工植栽による持続可能な混交林づくりの具体的方法を示す。

目次

  • スギの林冠に近づく広葉樹—尚武沢試験地の今
  • 1部 蘇る生態系サービス(水質の浄化—きれいな水が飲める;生産力の向上—林冠に転流する大量の窒素;持続する生産力—窒素は巡る;洪水や渇水を防ぐ;クマを山に留める—足ることを知らしめる)
  • 2部 スギと広葉樹の混交林をつくる—自分の山でやってみる(目標は地域のスギ天然林;天然更新で混交林を目指す—尚武沢間伐強度試験の20年;人工植栽で混交林をつくる;広葉樹の良質材をつくる—曲がりや太枝を抑制する方法;巨木林を目指す全層間伐—間伐木を利用しながら ほか)

「BOOKデータベース」 より

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